久屋大通庭園からの最新情報をお届けします。
久屋大通公園のツブラジイ
もともと、この木は松坂屋東側の旧中区鍛冶屋町にありましたが、久屋大通の整備にともない支障となったので、約400m南の現地に昭和42年移植されました。
当時は根本が二株に分かれ、幹まわり1メートル以上のものが16本株立ちしていました。推定樹齢は400年以上と思われ市内でもまれな古樹です。現在の大幹は枯幹のみとなっていますが(枯幹の総幹周6m55cm)ひこばえが群生していて、往時の偉観をしのばせています。
「ツブラジイ」は、クリスタルガーデンに西側前津通歩道からご覧いただけます。
【参考文献】
「なごやの緑」昭和48年10月1日名古屋市市民局発行
「名古屋市の史跡と文化財(新改訂版)」第三版
名古屋市教育委員会平成10年3月31日発行