子どもたちが来年の3月まで取り組む様子をお届けしていきます。
第1回 | 「森の中の鳥の生態を学ぼう。木の実が成る 樹を植えよう」座学・実のなる木の植栽 |
令和4年5月 |
第2回 | 「森の中に鳥のおうちをつくろう」鳥の鳴く森づくり① | 令和4年7月 |
第3回 | 「鳥を呼ぶ仕掛けをつくろう」鳥の鳴く森づくり② | 令和4年9月 |
第4回 | 「秋の森を調査しよう」森の現況調査 | 令和4年10月 |
第5回 | 「鳥たちが住む森を調査しよう」 みどりが丘公園、戸田川緑地を散策 |
令和4年11月 |
第6回 | 「冬の森を調査しよう」森の現況調査 | 令和5年2月 |
第7回 | 総合イベント 森と緑の物語 | 令和5年3月 |
今回はバードフィーダー(鳥のエサ台)とバードバス(水浴び場)づくり体験です。
このバードフィーダー は、小型の鳥(メジロ、エナガ、ジョウビタキ、シジュウカラなど)に向けての設計です。
バードフィーダーをペットボトルと木製のスプーンを使用して作りました。
鳥がスプーンにちょこんと乗ると、エサが少しこぼれ出る仕組みです。
ペットボトルにスプーンを通すための
穴を空けます。印をつけて、
カッターで押すようにして切ります。
反対側に、スプーンが斜めになるよう差し込み口を作ります。
スプーンのすぐ上にテープを貼ります。
エサが出てしまうための仮止めです。
漏斗(じょうご)でエサを入れ、ふたにネジを取り付け、ひもを通して、さあ、森へ行こう!
脚立に乗って、お父さん、お母さんに手伝ってもらいながら、
バードフィーダーを設置しました。
次はバードバスを作ります。(鳥の水浴び場)
※イメージ画像
まずシャベルで容器の入る大きさと、ある程度の深さを掘ります。
木の根っこにぶち当たり、さあ大変!
大人の方に手伝ってもらい、ノコギリで根っこを何回か切りました。
時間はかかりましたが穴が掘れました。
掘ってみないと、土の中がどうなっているのかわかりません。
根っこや大きな石などがあるかもしれない。
その時どうするべきか…
先生は、子供たち自身に”どうすればいいかな”と
考える体験をしてほしい、とおっしゃっていました。
容器が入る大きさに掘り続けて30分ほど。
平らになったか入って確かめます。
雨が降った時に、土が流れ入ってしまわないように
容器は地面から5㎝くらい出しておきます。
容器の脇を掘った土で埋めて、砂利を敷き詰め、鹿の角のような木を見つけたので、鳥の止まり木になりました。
あとは水を張ってバードバスの完成です。
本来、バードフィーダーは、エサの確保が難しい 冬から春にかけて設置するのが望ましいです。
まだ小鳥が寄ってきている様子はありませんが、エサが足りているからなのでしょう。
冬場が楽しみですね。
バードバスは思った以上に力仕事で、お父さんお母さんの力を借りて終えることができました。
大人の面倒がる事を子供たちは楽しんでやるので、お家でのお手伝いもきっと喜んでしてくれることでしょう。
大人がすぐに手を出してしまいがちですが、そこは ぐっとこらえて見守ることも大切です。
次回は、「秋の森を調査しよう」森の現状調査をする予定です。
バタフライガーデンにお花の苗を植え、お水をあげました。